2019/1/19 蜘蛛の巣を払う女 The Girl in the Spider's Web 115分
イギリス・ドイツ・スウェーデン・カナダ・アメリカ合作映画
スウェーデンのベストセラー「ミネリアム」シリーズ 「ミネリアム1ドラゴン・タトゥーの女」の続作2011年の前作から7年もの後の続作。「ミネリアム4蜘蛛の巣を払う女」予算の問題もあったらしく、やや小ぶりの感も。
原作を読まないと、ストーリーのあらすじがわかりにくい。(まだ読んでいない)
主人公のリスベットは、フリーの情報収集にたけたセキュリティ調査員。父親はソ連時代のKGBの元工作員、母親は娼婦。家庭内暴力で中学校から学校に行っていない。映像記憶能力と文章能力とコンピューター知識に優れてハッカー仲間から畏敬の念を抱かれてる。
しかし、怒り・不満・不安と神経症の顔、これでは集中力が待たないだろうといらぬ心配予告編で観た蜘蛛の巣から逃れるシーンをとても期待して行ったのに結構安易。
2019/1/25 評決、ふたつの希望 2018年レバノン・フランス合作映画 ベネチュア国際映画祭 最優秀男優賞受賞
映画の舞台は、レバノンの首都ベイルート。
主人公は、自動車修理工でキリスト教徒のレバノン人男性と
難民キャンプに暮らすパレスチナ人の現場監督男性。
二人のささいな口喧嘩は、やがて法廷へ。
「いさかい」は、どのように解決されるのか?
文化背景のちがいをわかりあえない2人。希望はどうやってみつけるのか?
監督のインタビューで、妻二人、そして、弁護士の女性、裁判官の女性を抑制のきいた
穏やかな人物として描いたと言っている。これが、希望なのか?